雑記

日本の就活を国際基準に!そこで得られるメリットを考察した結果

日本型の就活までの道のり

日本人は小学校から中学校へ進み、

それまでに習得した知識と周囲の人々からのアドバイス(ある種の洗脳だと考える)から高校を選択し進学する。

という流れが王道とされている。

特筆すべき状況や経験をした人以外は大学にいっておけばいいだろう

という安易な考えになっているのではないかと考える。

というより、それが正しいと生まれた時から脳内に刷り込まれているのである。

だから高校を中退した人や大学に行けなかった人の話をするときには、

少なからずタブーな話をしているかのような空気になる。

少なくとも私はそうであった。

そう、それまでの私はそのタブー経験者の経験値について知らなかった、興味がなかった、甘く見ていたのである。

王道の就活までの道のりはそんなに面白いものなのか?

大学3年になって私の周囲の人は(私も含めて)

就職活動というものを始めた。略して就活といういかにも、、、という活動。

大学卒業前の1年程度前から活動が始まるそう。

そう、就活は皆するものであり、皆通るべき道なのである。

少なくとも現在の大学生の間ではそういった認識なのである。

しかし、私は就活を数ヶ月して見て思った。

あんまり面白くないし刺激がなさすぎる。

イベントにもたくさん参加した。

就活セミナー、就活イベント、企業交流会、などなど素晴らしいものも中にはあったが、

私には刺激が足りなかった。

いつもの場所と服装で、

いつもの空気感、

いつもの内容、

同じような年代の採用担当者。

同じ、同じ同じ、、、。

先輩から聞いていた就活が毎年繰り返されている。

いかにも業務的な作業が繰り返されている

就活という名のナレアイ。

私個人的には楽しさを感じなかった。

そう感じる人も多いのではないか?

そう感じるアブノーマルな人たちと何かをしたい。新しい就活の形を作りたい。

国際基準で。

そもそも大学の3月卒業て就活の為ですか?

日本の企業の採用時期は4月スタートが普通であろう。

おそらくそれに合わせた結果を闇雲に引き継いでいると強く感じる。

その点がおかしい。

そもそも4月始まりになったのは昭和期にさかのぼる。

それまでは9月であったそうな。

西洋の文化が流入し始めた明治維新。日本もその頃は西洋の基準を見習って9月が学校の始まり、社会の区切りであった。

しかし、昭和期の富国強兵制度、日本軍の入隊時期(これはある意味就活につなっがっていそう)が4月からだったこともあり、

4月から学校がスタートし始めた。

そこからである。

政府が会計期間を4月からにした。

その頃は軍が政権を握っていたようなものだからそうなって当然の流れだ。

だがしかし、時は平成。平成は平成なりの就活があってもいいのではないだろうか?

軍事増強から経済、知的生産性をいかに向上させるかの時代に変わった。

国際基準に合わせて各国足並みをある程度揃える必要がある。

就活の国際基準はどうですか?

就活の国際基準は特にないが、ほとんどの国では秋から始業するというのが通例となっている。

以下に各国の修学時期状況をまとめている。

1月

シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー

2月

ブラジル

3月

アルゼンチン、韓国

4月

日本

5月

タイ

6月

フィリピン

9月

アメリカ、カナダ、スペイン、フランス、イタリア、イギリス、オランダ、ロシア、ベルギー、ブルガリア、トルコ、イラン、エジプト、チュニジア、モンゴル、中国、台湾、ベトナム

10月

カンボジア、ナイジェリア、セネガル


はい。圧倒的多数で9月が多い。

これは合わせるしかないっしょ。そしたら留学とかもしやすいのに、、、。

では、会計基準はどうなのか?

会計基準はイギリスに合わせたらしい。

でも、イギリスは9月から学校始まるんですけど、、、。

ということは置いといて、

前述したように日本は西洋から学んだはずなのに、他とは別の道を選択したのである。

で、私の主張は全部9月からにしてしまえってこと

合わせたほうがいい。

留学は半年の休学をしなくてもできる。

4月卒業にして9月から就職でもいいじゃん。5ヶ月で勉強させれば。

というかこれが一番いい気がする。

卒業時期なんか正直どうでもいい。こともないが、

卒業前に就活し始めて本来勉強する量が減ってるってことが問題。

実質3年半じゃん。

じゃあ始めから3年半にすればいい。

学費も安くなるし、勉強に集中できる。

そのあとの期間で企業ごとにトレーニングしたかったらしたらって。

留学も5ヶ月あれば英語なりベトナム語なりクメール語なり勉強し直せる。

卒業は3月、就職は9月からにするデメリット

日本人の季節感がおかしくなる。

日本人は昔からサクラサクなど4月が新生活という文化を築いてきた。

これは尊重しなくてはならない。

先人の軌跡ほど尊いものはない。

あと、企業が焦る。

企業がどれほど焦るかは会計士の腕の見せ所だが、少なくとも反発は起こるであろう。

消費税より、マシだよね?

でも9月開始にするのは誰のためか?いつのためか?

私が思うにおそらく日本は2020年の東京オリンピックでびっくら仰天するだろう。

メディアのいう海外と現実が違いすぎて。

いかに日本人が国際社会という蚊帳の外をないがしろにしているのか。

あくまで日本人は人間であって、

人間の数に対して日本人の数は圧倒的に少ない。

同じ土俵に立つべきか立たないべきかは孫子に学ぶとして。

日本の就活生度を元に、

日本人の若者が日本人社会ではなく、人間社会で生き残るための準備を今すぐに整備するべきだと強く感じる今日この頃。

日本型就職活動?もう聞き飽きました。

 

おわり

 

あー、愚見。

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